41%→2%!?給食と地元野菜の関係のいま

学校給食での地元野菜の割合…2%!?一体、何があったの?

2024年4月から、町内の小学校ではセンター方式の給食がスタートしました。
それまでの各校での調理から一転し、町内にできた給食センターで一括調理されるようになったのです。

ところが、気になるのが地元野菜の使用率
以前は全体の41%が町内産でしたが、新しい仕組みでは2%に。(有機野菜の利用は0%)

「児童生徒が地元の農産物や農業に関心を持ち、食を通してふるさとの良さを感じ、郷土愛を育むための教育に一層力を入れてまいりたいとも考えております。」
という、「ふるさとを感じられる食育を」とうたう町の方針とは、ちょっとギャップがあるようにも見えます。
(参照:https://www.town.tsuwano.lg.jp/www/contents/1710289285167/index.html

議会では「規格外野菜も使えるようにしたい」「農林課と連携して生産者を増やしたい」といった前向きな発言もありました。


◼️ 2022.6議会より

議員

新しい給食センターでも今まで同様、規格外の地元野菜も使用可能ですか?

教育長

使えるようにしていきたいです。

議員

近年の地元野菜の使用量の傾向はどうですか?

教育長

現在、主に地場野菜を使っています。町内産が全体の41%を推移しているものの、生産者が減っているので取扱量はやや減少傾向です。

議員

生産者増のために農林課と連携をとっていますか?

町長

生産者増となるよう農林課と協議していきたいです。

教育長

新規就農者は、給食と連携がとれていないが、教育委員会と協議しながら詰めていきたいです。


給食に地元野菜をどう活かしていくか、まだ調整中のことも多そうです。

さらに2026年からは小学校給食の無償化が予定されています。
その時、津和野町はどんな「地元とのつながる食」を描こうとしているのでしょうか?

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