
【町内の全園が一堂に!】津和野町保育展レポート

津和野町内の全部の保育園が一堂に!?
津和野町内には、保育施設が7園あります。
・公立(町営保育園)2園
・私立 2園
・公設民営 3園
運営主体はさまざま。
普通に考えれば、それぞれが独立して動いていても不思議ではありません。
けれど津和野町では、この7園すべてが参加する「保育展」が毎年開催されています。
今年で6回目。
もともとは保育士の先生方を中心とした合同研修会ですが、誰でも参加できると聞き、足を運んでみました!
7園すべて参加、というすごさ!
まず感じたのは、「7園すべてが参加している」という事実の重みですね。
公立・私立・公設民営。運営主体が違えば、方針や文化も違うはずです。
それでも合同で開催できている。
その背景には、津和野町が配置している「幼児教育コーディネーター」の存在があります。
各園を巡りながら、園と園をつなぎ、園と行政をつなぎ、保育の質を高めるための実践を後押ししている存在です。
当然、どの保育園でも先生方は目の前の子ども達に精一杯接してくださっています。
その上で、この保育展では、すべての園が自身の学びや実践を共有して、津和野の子ども・保育について改めてみんなで考えている。
そして、どの園に行っても津和野の保育として大切にしたいことが共有されている。
このような環境は、津和野ならではと言えるのではないでしょうか。
今回の保育展で語られたこと
保育園と小学校の事例発表
町内で最も人数の少ない保育園と小学校による事例発表がありました。「人数が少ない」という言葉は、しばしば“課題”として語られます。
でも今回の発表から見えたのは、少人数だからこそ可能な丁寧な関わりや連携でした。
津和野出身の教授による講演
江戸川大学名誉教授(津和野町出身)の講演では、
・フレネ教育
・イエナプラン教育
・レッジョエミリア教育
という海外の教育手法も取り入れた幼少・幼少中連携についての取り組みについて語られました。世界の教育理論と、津和野の現場がつながる瞬間でした。
OECD教育スキル局シニア政策アナリストの方による参加型ワークショップ
OECD教育スキル局のシニア政策アナリストによる参加型ワークショップも開催。
ラーニングコンパス、ティーチングコンパスという概念をもとに、2040年に向けてどんな保育・教育が必要かを考える時間となりました。
「地方だから遅れている」のではなく、「地方だからこそ考えられる未来」があることを感じました。

出生数20人未満という現実
近年、津和野町の年間出生数は20人を切る状況が続いています。数字だけを見ると、どうしても“危機”という言葉が先に立ちます。
けれど、今回の保育展で感じたのは少し違う視点でした。
子どもが少ないこと自体が問題なのか。確かに、まちの未来という大きな文脈で考えた時、少子化やそれに連なる各種問題はかなり重大な問題となります。
ですが、一方で、保育・教育という現場においては少ない事自体よりも、「こどもが少ない環境だからこそどんな保育や教育を実践すべきか」ということが大きな意味を持っているのだと感じました。
ツワノバコとして思うこと
保育・教育は、もちろん、すぐに成果が見えるものではありませんよね。
でも、まちの未来をつくる土台は、確実にここにありますし、未来の形はここから形成されていくことは事実です。
7園がつながり続けていること。町内外の教育に触れていること。少人数を可能性として捉え直していること。
田舎だからできること。小規模だからできること。今まで続けてきたこと。これから変えていくこと。
あなたは、どう感じましたか?
「子どもが少ない町」と聞いたとき、そこに希望はありますか?
ツワノバコは、このまちの保育・教育が“進めている変化”をこれからも丁寧に見ていきたいと思います。
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