【「見えない改修」に4.4億円をかけた理由】道の駅なごみの里ZEB化改修工事に迫る!

なごみの里の改修、どうなったんだろう!?

こんにちは、ツワノバコです!

津和野町の道の駅なごみの里の改修工事が完了したということで内覧会に行ってきました。

正直に言うと、「わあ、きれいになった!」というタイプの改修ではありません。

しかしながら!
内覧会での施工業者さんの解説を聞かせていただくと様々な新しい技術が導入された改修であることもわかりました。せっかくですので、その一部をご紹介しますね!


目次

そもそも、なぜ改修だったのか

なごみの里には、温泉・レストラン・物販コーナーがあります。建物自体はまだ十分きれい。

ですが、設備は少しずつ傷んできていました。
経年劣化で温泉のボイラーや空調の故障など修繕が度々必要な状況になっており、町の財政的にも負担になっていたそうなんです。

公共施設は、「建てる」よりも「維持する」方が大変です。
そこで今回選ばれたのが、環境省の補助金を活用した「ZEB化改修」。

ZEBとは、建物のエネルギー消費を大きく減らす取り組みのこと。
つまり今回の改修のテーマは、“見た目”ではなく、“燃費”なんですよね。

何が変わったの?

照明

蛍光灯はまもなく製造中止になるため、全てLEDに取り替え。
さらに自然光を感知して、自動で明るさを調整する仕組みも導入することで、昼間の明るい時間帯は電力を抑えます。レストランには、ぼんぼりのような照明も。ここは、雰囲気がやわらかくなった印象でしたね!

空調

これまで重油で動いていた空調は電気式へ。改修前は設備が壁の中に埋め込まれていて、熱効率も悪く、メンテナンスも大変だったそうです。(どうやらひと昔前はこの様式がスタイリッシュとされていたそうです)
改修後、従業員の方はこう話してくれました。
「すごく暖かい。半袖でもいけそうです」
これは、日々働く人にとって大きな変化です。

天井のエアコンと照明が新しくなっています。

給湯設備(今回の要かもしれません)

なごみの里は冷泉なので、お湯を沸かす必要があります。
これまでチップボイラーと重油ボイラーが併用されていましたが、
・海外製で修理が難しい
・町内製チップとの相性がいまひとつ
という課題があったそうです。

今回、国産ボイラーへ更新。町内製チップがそのまま使えるようになりました。
これで重油の使用量を減らせる可能性があるとのこと!
これは単なる設備更新ではなく、「町の資源を町で活かす」仕組みづくりでもあります。
(重油ボイラーの使用をゼロにするというのは難しいようですが、重油ボイラーも更新されたので効率はよくなっているそう)

チップヤード。日原の発電所で作ったチップを貯蔵しています。
チップヤードから直結しているチップボイラー

窓ガラス

国内最高クラスの複層ガラスを導入。断熱性能が上がり、空調効率も改善。
個人的には、ここがいちばん気になりました。
住宅にも応用できる技術です。

4.4億円という数字

今回の総工事費は、約4億4千万円。なかなかの金額です。

「もっと目に見えるリニューアルをしてほしかった」
そんな声もあるかもしれません。

でも今回の改修は、将来のエネルギーコストを抑えるための投資です。光熱費が下がれば、次の改修では“魅力アップ”に資金を回せるかもしれない。
そう考えると、これは未来のための準備とも言えそうです。

まちづくりは、いつも分かりやすい形で進むわけではありません。

イベントのように華やかでもない。写真映えするわけでもない。
でも、こういう「見えにくい選択」が、じわじわと町の体質を変えていくこともあります。

あなたはどう感じますか?

公共施設に、何を求めますか?
見た目の変化でしょうか。
それとも、持続できる仕組みでしょうか。
なごみの里を訪れたとき、ほんの少しだけ、そんなことを考えてみてもいいのかもしれません。

そして、利用することもまた、応援のひとつ。
より多くの方々になごみの里を利用していただけますように、ツワノバコとしても祈っております!

感想をぽちっと!

  • いいね 👍0
  • 初めて知った 😄0
  • う〜ん 😒0
  • それってどうなんだろう? 🤨0

コメント

コメントする

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約が適用されます。

※いただいたコメントは運営で確認後に公開します。

  • URLをコピーしました!
目次